ハイブリッド車のよくある誤解(4) | MAC AUTO PARTS

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ハイブリッド車のよくある誤解(4)

ハイブリッドはたいてい、アクセルを少し踏んだだけでは

エンジンはかからず、EV走行できて、ある程度踏み込むと

エンジンがかかるようになっています。

 

では、そのエンジンがかかる、かからないの境目は

どのような考え方で決めるとよいでしょうか。

例えばこの図を見ると、

そもそも走行に必要なエネルギーはどの程度か、ということが

わかります。加速部分の三角形=減速部分の三角形なので、

例えば打ち消されるとすると

(これはどういう意味かと言うと、EV走行で加速して40km/hに

なったとすると、バッテリーのエネルギーの一部が速度エネルギーに

替わった状態になります。そこからブレーキ回生して停止すると

回生→発電して速度エネルギーがバッテリーのエネルギーに

戻ります。それでSOCが元に戻る状態です)

これの一番下の台形の面積になります。頭の中で図形を切ったり

つなげたりすると面積は簡単に求まります。2×20=40kJですね。

実際は加速分は半分ぐらいしか元に戻らないので、三角形の面積の

半分、25kJも必要になります。ということは、エンジンで65kJ

出さないとだめです。

 

赤丸部分(5秒間)で出すとすると、13kWを5秒でしょうか。

三角形は6kW-12kWになっていますので(一番上の図の5-10秒)

余った7-1kWが充電されて、EV部分で消費されることになります。

このかかる秒数が短いと13kWが増加することになります。

 

長い方がいいのか、短い方がいいのか。長いと余り部分が少なくなり、

エンジンパワーが減ります。短いと余り部分が多くなり、エンジンパワーが

増えます。前者がいいのは、エンジン最高熱効率のエリアが広く、

最高点と周囲の差が少ない場合、すなわち、最高熱効率点にこだわらなくて

よい時です。後者はその逆です。最高熱効率点の山がとがっている

時です。

 

あるいは、充放電が不得意な場合も前者になります。

そもそも何らかの制約がかかっている場合も考えられますが

(モータパワーが出ない、バッテリーパワーが出ない、配線の電流上限に

ひっかかるなど)余剰充電程度でひっかかっていてはまともに

ブレーキ回生できないので、そこはひっかかってこないはずです。