燃費をよくするために、ハイブリッドシステムをどう使うかという話ですが、
基本的には目的地まで行くために車を押す力はすべてガソリンで
生み出されています(ハイブリッド車の場合)
これ、昨日も書きましたが重要なので2回書きました。
EV走行すると燃費がよくなると思っている方が多いと思いますが、
それは違うんじゃない?と思います。
EV走行する時の電気はエンジンで事前または事後に作りだされた、
あるいは作り出すものです。どういうことかというと、
ガソリン車で10kW要求している場合、それはどういう意味かというと、
運転手が10kW分アクセルを踏んでいる場合です。
これはエンジンは10kW出します。15kW出してたらやばいですね。
調子悪くて5kWしか出てなかったら、踏み増すので10kWになります。
ところが、ハイブリッド車の場合は、10kWの要求に対して20kW出したり
します。ところが、エンジンが20kW出すのを発電機で10kW分打ち消して
車軸に出るのは10kWとかいうことになります。発電機で打ち消した分は
バッテリーへ行って充電されます。
こうやって充電した分でEV走行分をまかないます。回生分でまかなうのでは
ないのかと思われる方もおられると思いますが、もちろん回生分もありますが、
ハイブリッドでエンジンがかかっている時はこのようにして多めに出して
おいて充電することが多いです。
多めもあるけど少なめもあるのではないか・・・確かにその通りです。
その辺、続きは明日に書きます。