先日アウトランダーPHEVで12Vバッテリー上がりの話を書きましたが、
その後、バッテリーが上がったという話を聞き、実際に車を見せていただけることに
なり、見てきました。
話は長くなるので、今日はどうしてバッテリーが上がるのか、その理由を説明します。
レーダーにしても、ハイブリッドモニターにしても、これらの電子機器の多くは
つけっぱなしだとしても、大して電気は食いません。
こういったものでバッテリーがあがる一つのパターンはCAN通信をし続けて
それに対して車側が反応することによります。
車のコンピュータは作動している状態では1Aオーダーの消費電流があるようです。
1A消費すると、24時間で24Ah、50Ahのバッテリーだと丸2日はもちません。
元々満充電だったとしても丸1日、24Ahも消費したら結構減ります。実質は50Ahもありませんので。
レーダーは車から車両情報を得るために情報のリクエストを車に対してするのですが、
最近の車はどうもこういった外部からのCAN通信に対してガードをするという意味で、
ゲートウェイコンピュータが反応するようです。それをIG OFFでやるとコンピュータが
ずっと休まないのでこのような状態になるようです。
ということで、レーダーをつけている方はクランプ電流計で電流を測ってチェックした方が
よいと思います。アマゾンで「クランプ電流計」で検索すると1000円台から出ています。
10mAオーダーで測れるものであればよいと思います。
続きはまた書きます。