昨日の続きの話です。
モータ効率マップが双曲線部分の真ん中あたりが一番いいのですが、
その理由についてです。
まず、モータトルクはマグネットトルクとリラクタンストルクに分けられます。
マグネットトルクはロータの磁石とステータの電磁石の引き合う力によります。


左の図は電磁石がNでもSでも回転力は出ないですね。右の図は
電磁石の極性によって右か左に回ろうとします。この位置が最大トルク
です。左の図は右の図から90°回った位置ですが、この位置のトルクはゼロです。
リラクタンストルクですが、

こんな感じで、電磁石の磁力線が通りやすい経路を通るのですが、
上の図のようにその経路が曲がっていると、真っ直ぐにしようとする
力が働きます。それがリラクタンストルクです。
リラクタンストルクはマグネットトルクのように0°で最大、90°でゼロでは
ないので、足し算するとこんな感じになります。

横軸がローターの角度、縦軸がモータトルクです。線が何本もあるのは
いろいろな電流での例です。黒い線はその最大部分をつないだものです。
この図に従って電流を流してトルクを出します。
しかし、モータには逆起電圧というものがあります。
磁石の磁束が電磁石のコイルを通過すると、コイルに電気を流そうという
力がかかります。
