前回の続きですが・・・
要するに、エンジンはエンジンパワーをしっかり出すときだけ
使うと燃費がよくなります。
書いていることがわかるでしょうか・・・
ハイブリッド車は走るためのエネルギー源は100%ガソリン(化石燃料)です。
それをトルク×回転数=パワーに変えるのはすべてエンジンです。
ですので、ここでの変換効率が悪いと燃費が悪いベースが作られてしまいます。
(ここでの変換効率がよくても、その下流で悪いと燃費が悪くなりますが)
エンジンの変換効率(熱効率)がよいのは、ある程度パワーを必要とするところ
(下図の黄色部分)ですので、

それ以外のところを使わされると、回りまわって結果的に燃費が悪く
なるのです。
ハイブリッド車は燃費をよくするように考えられているはずですが、
それ以上にバッテリーが枯渇したりして止まったりすることが
ないように制御することが優先度が高いので、
その優先度が高い事情によって黄色部分以外で運転せざるを
得ないことがあります、というか比較的よくあります。
その代表的な例(というか、全ての例)をユーザーが知って、
意識的にそうならないようにしてやることで燃費向上の
助けになります。
その例の一つはSOC上下限です。下限はわかりますよね。
ハイブリッド車はたとえ信号待ち停止していても、高圧バッテリーの
電力消費はゼロではなく、少しは消費しています。
ということで、信号待ち時は当然アイドルストップしていますが、
長引くとSOCが徐々に下がって、やがては最悪ゼロ、過放電に
なってしまいます。
それを避けるために、ある程度下がったらエンジンをかけて
充電します。(この機能は全てのハイブリッド車に装備されている
はずです。あるいは、SOCがある程度下がったら、高圧バッテリー
から電気を引き出さないようになっている車もあります。いずれに
せよ、そのまま使い続けて過放電、停止となるような車はないはず)
