走行抵抗はこんな形をしています。
これは空力抵抗(空気抵抗)
ところがり抵抗
の足し算です。
単位変換により、走行抵抗[N]は距離あたりの必要エネルギー[J/m]とイコールです。
これは単位エネルギーで走れる距離[m/J]と読み替えることもできます。
前者は欧州(テスラ)方式で、後者は日本、米国方式です。
私は前者の方が好きですね。何となくわかりやすいと思います。
例えば、燃費をわかりやすい形に変えたのが距離あたり走行コスト[円/km]です。
距離あたり走行コストのよいところは、すごく直接的なことです。
はっきり言って、燃費がいいって何がいいかというと、払うお金が少ないからです。
絶対にCO2排出量が少ないからではありません。環境ってEV乗ってる人って
その電気がどこから来たとか考えますでしょうか?EV smartブログで
○○電力の発電がどこから来ているかというのを見かけましたが、
確か沖縄は石炭が多かったような・・・
石炭と原子力ではCO2差は天地の差があります。沖縄ではEVは乗れないなとか
思わないですよね。ということで、燃費という単位は親しみがあるので
使いますが、距離あたり走行コストという単位も平行して使って、
EVとかと走行コストを比較したりします。
ちなみに私のアクアはだいたい4円/kmです。今日電気自動車ニュースで
i-MiEVに乗っておられるブログの主の方が高速道路の移動で2円/kmだったと
いうようなことを書いていましたが、これはなかなかよい数値だと思います。
EVに乗っていても、大して距離あたり走行コストは安くならなくて、
以前リーフに少し乗った時は、電費がだいたい8km/kWhが目安で(高速使用でです)
電気代が30円/kWhなのでまあ4円/km前後です。アクアとあまり変わらないな、と。
それで急速充電なんかした日には、ビジターで1500円/30分=1500円/20kWh
だったりするので(家の電気の2.5倍)これでは10km/lの車と変わらないじゃないかと
思った記憶があります。
ちなみに電気自動車ニュースの主の方は、電費が12km/kWhで(これが良い)
電気代(急速)が20円/kWhなので約2円/kmになるようです。
続きは明日書きます。