ノートe-POWERで高速燃費をどうやってよくするのか、というメールを
いただきましたので、実際に走行したデータを解析しながら考えてみたいと
思います。1月末に燃費テスト経路を往復しました。
このグラフがその様子です。高速区間だけ抜き出しています。

この表は主要なパラメータを数値化したものです。
パラメータの読み方ですが、出力軸エネルギーというのは、この車は全てモータが
仕事していますので、モータパワーを積分したものです。
バッテリー充電、放電はバッテリーの出入りを出る側、入り側に分けて積分したものです。
この差はスタートSOCとゴールSOCの差になります。
エンジンエネルギーはエンジンパワーの積分、エンブレエネルギーはエンジントルクが
マイナスになっている分の積分、距離は速度の積分(行きと帰りが違うのは別ルートを
通ったからです)平均速度は高速部分のみの平均速度です。
燃費は行き24.5km/l、帰り23.5km/lでした。恐らく出発地より目的地の標高が高いため
普通帰りの燃費は行きより5%くらいよいので、この結果には違和感がありました。
しかも、行きは冷間スタートで、帰りはすぐに帰ったので暖機分有利なはずです。
何が原因なのかを解析するとノートe-POWERの燃費向上策も見えてくるかも
しれません。
まず一つ目に付くのが、出力軸エネルギー/距離の帰りの数値が行きより
大きいです。絶対値的には微妙ですね。この数値は単位がkJ/mとなっており、
単位変換するとNになります。(Jはまあ、言えばNmなので・・・)
平均走行抵抗のようなものです。だから、走行抵抗平均値が330Nと言っている
ようなものです。それが、帰りの方が大きいのですが、おそらく、帰りは通勤的には
混まない方向だったのでスピードが出やすかったのではないかと思います。
この5km/hの差が走行抵抗差の一つの原因です。
ということで、高速は遅く走れば走るほど燃費に有利となります。
次回はもう少し突っ込んで調べてみたいと思います。
