昨日書いた話ですが、走行抵抗×速度=仕事率になるということは
わかりますでしょうか。走行抵抗×距離=仕事で、仕事÷時間=仕事率に
なるからなのですが、こういうのは一度理屈を聞いて、正しいと理解したら
覚えてしまうということでいいのかなと思います。
トルク×回転数=パワー=仕事率なのですが、こういうのも
一回理屈を知って、覚えてしまえばいいと思います。
これは走行抵抗×速度=仕事率の変形なので、
変形させてみればよいと思います。
例えば、タイヤの面で見ると
走行抵抗×速度=仕事率ですが、
タイヤの軸で見ると
走行抵抗にタイヤ半径をかけてタイヤ軸トルクになります。
タイヤ回転数は速度[m/s]×60=速度[m/min]と
なり、回転数[rpm]=速度[m/min]/(2π×タイヤ半径)
なので、トルク[Nm]×回転数[rpm]×(2π/60)=パワー[kW]=仕事率と
なります。この計算はこれからも出てくるのではないかと思いますので
よろしければご記憶ください。