最近PHVの話を書いていますが、ふとPHVってどういう車だろうかと
思ってしまいました。
例えばプリウスPHVの仕様ですが、バッテリーを充電した状態では、
アクセルを踏んでもエンジンはかかりません。(80km/hくらいからはかかる)
すると、1500kgの車体(プリウスHVより200kgぐらい重いのかな?)を
プリウスのモータで動かすという鈍臭い車になってしまいます。
デュアルモータという策が出たのも必然なのでしょうか。
とは言ってもパワーは60kW程度(モータパワーではなく、バッテリーパワーです)
ですのでまあ、大したことはないかなと思います。
乗ってみても、加速感はまずまずあるかとは思いましたが、リーフよりは
ないかなと思います。
でも、乗ったことはないですが欧州勢(BMW530eとかベンツC350eとか)は
どうなのでしょうか。パワーを売りにしている、というかハイブリッド=遅いじゃあ売れないでしょう。
いやでも1500-2000kg級の車で、バッテリーパワーはきっと70か80kW程度、
どうやってるのかというと、踏めばエンジンもかかるのでしょう。
見ると2段ペダルみたいになっていて、アクセルが抵抗あるところでやめておけば
EV走行できて、そこから踏み込めばエンジンパワーが加算されて加速もする。
PHVを買って、ハイブリッドのバッテリー大きい版で、ハイブリッド並に踏めばすぐ
かかるでは印象悪いような気もするし、深く踏み込まないとエンジンがかからず
パワーも出ない、だとガソリン車並の出足を求める層にはどうなのだろうか。
特にパワーを売りにする高級車系ではバッテリーパワー>エンジンパワーぐらい
じゃないと印象悪いんじゃないかと勝手に思っています。