C350eの説明で、プラグインレンジと等価EVレンジという言葉が
出てきましたが、どういうものかと言うと、プラグインレンジは
プラグインHVとしてSOCが枯渇するまで走れる距離のことで、等価EVレンジは
その内、EV走行した距離のことを言います。
文字ではわかりにくいと思うので、図をかいてみました。
こんな感じです。わかりますでしょうか。
EV走行距離は、JC08モードの繰り返しをエンジンがかかるまで行いますが、
たいていのPHVはSOCがなくなるまでエンジンはかからないのですが
(ですので等価EVレンジ=プラグインレンジの場合が多いです)
例えば、JC08の最後の山の加速でエンジンがかかる車を想定します。
すると、上の図のような感じのSOCの減り方になります(あくまでモデルですが)
それで、最後、繰り返し4回目でSOCが枯渇してエンジンがかかってしまったところの距離が
プラグインレンジになります。
等価EVレンジはずっとEVだった場合どれぐらい走るかということで、
最初の斜め線の延長線とSOC枯渇するところの交点になります。
だいたい説明としてはこんな感じでどうかと思います。
ただ、JC08の最後の山でエンジンがかかる、と言いましたが、
そんなヤワなPHVはたぶんありません。その程度ではかからないです。
C350eの場合はどうかというと、乗ってみた感じなのですが、
おそらく残り距離が少なくなるとアクセルが固くなる以前にエンジンが
かかるようになるのではないかと思います。
要するに、エンジンがかかりやすくなって、SOC枯渇のちょっと前に
エンジンがかかるということではないかと思います。