私の使っているアクアの燃費ですが、イメージ的にはこんな感じです。
何といいますか、外気温20℃に折れ点があって、急に悪くなります。
これって何でだろうな、と考えますが、とりあえず次の3つが考えられます。
・外気温低下→空気密度増→空気抵抗増
・タイヤ温度低下→タイヤのころがり抵抗増
・暖機分の燃料増
暖機分は冬はだいたい水温40℃まで100ccくらい燃料消費するので、30-50ccはSOC増に回ると
して、50-70cc分くらいの燃費悪化となります。空気抵抗ところがり抵抗はどうなのかと
思っていましたが、先日こんな資料を見つけました。
これはタイヤの温度を測りながらシャシーダイナモで試験したデータで、横軸がタイヤ温度、
縦軸がころがり抵抗相当です。で、何となく20℃に折れ点があって急に悪くなるところに
目をひかれました。17℃と3℃でころがり抵抗が倍も違います。タイヤ温度が支配的っぽい
感じがします。しかも、ドットが2つに分かれているのがわかると思いますが、低温と20℃開始の
試験をしたためと思われます。つまり、20-30分程度の試験で、タイヤ温度は10℃以上
上がっているということです。
いや長時間運転すると、最初より後半の燃費の上がりがいいという感じがしますが、
暖機分が薄められるとか理由がありますが、タイヤ温度が上がるせいもあるのかも
しれません。今後どれだけ走るとどれだけタイヤ温度が上がるのか調べてみたいと思います。