最近読んだ本(ファスト&スロー)に書いてありましたが、
燃費が12mpgから14mpg(マイルパーガロン:2.3521で割るとkm/lになります)に
なるのと、30mpgから40mpgになるのでは、どちらの方が燃料コストが安く
なるか、と書いていました。
12から14は2割もよくなってない一方、30から40は3割以上よくなっているので
一見30から40の方が燃料コストは安くなるように見えますが、そうではなく、
ガロン/100マイルで表示するとわかりやすいということです。
12mpgから14mpgは8.3ガロンから7.1ガロンになるので1.2ガロン安く
なりますが、30mpgから40mpgは3.3ガロンから2.5ガロンなので0.8ガロンです。
元が3.3ガロンだからポテンシャルが低いということです。
そして、北米のラベル表示はmpg表示の横に小さくガロン/100マイルの
表示もあるそうです。欧州は元からL/100km表示なので、こうやって見ると
秘かに日本遅れている感があります・・・
ただ、これも最近まで知らなかったのですが、イギリスはmpg表示で、
しかも英ガロンというのがあって、米ガロンが3.785Lに対して4.546Lらしいです。
うーん、紛らわしいというか、俺たちは俺たちなんだ、という声が聞こえてくるようですね。