最初に燃費は(走行抵抗+伝達損失)/熱効率で決まると書きました。
走行抵抗の単位はN(あるいはkgf)であって、kJ/mであると書きました。
伝達損失はギアの摩擦ロスとかそういった類のもので、
例えるなら税金みたいなものです。走行抵抗に消費税1.08がかかるみたいな
感じで捉えるとよいと思います。熱効率は、ハイブリッドは走行エネルギーは
100%ガソリン(軽油)から得てますので、その燃焼エネルギーをエンジンの
出力軸の回転運動に換えた時の効率です。人間の場合は
食べたもの(kcal)がエアロバイクの回転運動に変わる効率が20%と
以前書きました。それと同じようなものです。エンジンの場合は、最高で40%程度
の変換効率がありますが、悪いところでは20~10~0%(アイドリング)と
悪くなってしまいますので、いい所を意識して使うようにしなければなりません。
そんなことは車が自動的にやってくれるんだろ?CVTでしょ?
そうであればいいのですが、車と言うのはいろいろな制約の最大公約数で
動いているものなので燃費最優先とは行かず、悪いところも使います。
それを意識してよい方向に持っていくことで燃費がよくなります。
最初に書いた走行抵抗×税金[kJ/m]を熱効率(分母は燃料の量[L]、分子は
燃料を変換した回転運動の仕事量[kJ])で割ると、燃費らしい単位[L/m]に
なりました。こんな感じで燃費をよくする方法を考えたいと思います。
