https://carview.yahoo.co.jp/news/motorshow/20181126-10363321-carview/
中国のプラグインの燃費が55.5km/lで、ガソリン満タンで600km走る、
コメントで燃料タンクは15Lか?みたいのを見ましたので、欧州PHVの燃費を考えてみます。
中国の燃費は欧州方式なので、欧州PHVの燃費計算式を考えます。
欧州PHVの燃費は、プラグイン時のEV燃費と非プラグイン(電池が空)時のHV燃費の加重平均です。
こんな感じですね。EV燃費とHV燃費の平均値のようなものにしようということです。
用語を解説しますと、EV燃費はEV時の燃費です。たいていゼロL/100kmですね。
中にはEV中でもエンジンがかかる車もあります。
HV燃費はプラグイン走行して、電池を使いきった後のモード燃費です。HV相当の燃費ということです。
EV距離はEVで走れる距離、今回の記事では・・・書いてませんが、バッテリ容量12kWhから後で推定します。
HV距離は固定値25kmが使われています。
ということで、恐らくですが、今回の55.5km/Lは第一項はゼロで、第二項の計算が55.5km/Lになったと思われます。
それで、EV距離は25の倍数であると推定しやすいです、ので50kmと仮定します。
(12kWh中、10kWh使うとして、電費5km/kWhなら50kmなので遠からずと思います)
すると、55.5=HV燃費×25/(25+50)になって、HV燃費の1/3が55.5km/Lとなります。
(欧州方式なので、km/Lでなくて分子がLになることに注意)
ですので、HV燃費は55.5/3=18.5km/Lだろうなと推定できます。
ガソリンタンクは、(600-50)/18.5=29.7Lなので、30L程度であろうと推定できます。
ホンダクラリティも30L以下のタンクですし、PHVは小さめのタンクにするのが流行りになるかもしれませんね。
自分のアクアで満タン600kmしか走らないとするとちょっといやかもしれませんが、
PHVで毎日帰ったらプラグインすると考えると、タンクが30Lでも月何回もガソリンを入れることはないのかもしれません。