最近時間ができてきました・・・前回の続きは明日か明後日にでも書きます。
今日はテスラの話です。
https://www.autohome.com.cn/tech/202001/965467.html#pvareaid=2023992
詳しくはリンク先を見ていただきたいのですが、
要するに、「10分钟充电42% 特斯拉V3超级充电桩实测」
テスラのV3超急速充電器で実測したところ、10分で42%充電した、とのことです。
中国語がわからなくても図が多いので何となくわかると思います。あるいはgoogle翻訳などをご利用ください。
で、SOC3%まで減らした状態で上海にあるV3充電器で充電したところ、
10分で208km走行分充電したとのことです。
うーん、すごいですね。高速道路で10分充電、200km走行のサイクルを繰り返せる
なら、ガソリン車とあまり変わらないと言えるかもしれません。
しかし、同じ10分でも開始SOCによって充電量が変わってきます。
SOCが少ない方が充電電力が大きいからです。
ちなみに、SOC55%から75%の10分間では約100km分しか充電できず、
V2充電器と速度はあまり変わらなくなります。
実際、テスラに乗って急速充電ステーションについて充電する時のSOCはいくつなの
でしょうか?ここには人間の不安要素というのが大きく関わってくると思っています。
少なくとも、ここで充電できないとアウト!背水の陣、というところまで減らして
充電ステーションに行くのは結構度胸がいることではないでしょうか。
なぜなら、充電ステーションで充電器の故障、その他の要因で充電できないことも
考えられるからです。
人が不安に思う程度というのは個人差があるようで、ガソリン車でさえ、
災害時に並ぶ、給油できないことを見越して半分になったら給油するという
人もいるようです。私はガソリン車はぎりぎりまで給油しませんが、
EVだとどうかと思います。高効率で1回分充電できるところまでSOCが減って、
SAが来たら充電するのではないかと思います。あの充電渋滞は絶対いやなので、
1回、2回はスルーできるだけの余裕を持って充電するのではないかと思います。
テスラの充電ステーションは並ばないからその点はあまり気を遣う必要はないのかも
しれません。しかし気になるのはテスラのステーションは高速道路上にないので、
いちいち降りて下道で立ち寄る必要があります。金銭的なロスもありますが、
時間的にどの程度ロスがあるのかは気になりますね。片道10分とかかかってたら
不便なんてもんじゃないですね。高速で長距離走っているのに下道に下ろされる
気分が気分的にどの程度いやな感じがするのかも気になります。
記事で面白かったのはV3急速充電のガンの方が、むしろ線が細かったこと。
これは内部を液冷しているためだと書かれています。この辺の先進性はすごいと
思います。テスラ以外の急速充電器のガンの重いこと、ケーブルの太くて取り回し
にくいことといったらありませんからね。